伊勢広域環境組合トップ > お知らせ > ごみ処理施設として全国で初となる『ZEB』認証を取得
現在整備を進めている新ごみ処理施設の設計段階において、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の最も基準の厳しい『ZEB』の認証を取得しました。ごみ処理施設として第三者機関による『ZEB』認証取得は、全国で初となります。
(令和7年1月 認証取得時点 一般社団法人 受託性能評価・表示協会の公開データによる)
ZEB(ゼブ)とは
Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間のエネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
エネルギー削減の度合いにより、以下の4つに定義されます。
ZEBの種類 | 評価基準 |
『ZEB』 (ゼブ) |
一次エネルギー年間消費量を50%以上削減し、 再生可能エネルギーを含めて100%以上削減 |
Nearly ZEB (ニアリーゼブ) |
一次エネルギー年間消費量を50%以上削減し、 再生可能エネルギーを含めて75%以上削減 |
ZEB Ready (ゼブレディ) |
一次エネルギー年間消費量を50%以上削減 (再生可能エネルギーは除く) |
ZEB Oriented (ゼブオリエンテッド) |
一次エネルギー年間消費量を40%以上削減※し、 更なる省エネルギーの実現に向けた措置 (再生可能エネルギーは除く) ※延床面積1万平方メートル以上の事務所等、学校等、工場等 |
BELS(ベルス)とは
Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称。建築物省エネルギー性能表示制度のことで、国土交通省が主導する建築物の省エネルギー性能に特化した第三者評価機関による認証制度。最高ランクの5つ星と評価されたうえで、さらに省エネルギー性能に優れた建築物はZEBとして認証されます。
BELSの評価書が交付された建物については、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会のホームページで公表されています。